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いまさら聞けない...まごころ完結葬で学ぼう葬儀と法要の知識 葬儀、終活など様々な場面での解決策やマナーについて、知っておくべき情報をお届けします。

基礎知識2023年12月15日

開眼供養・閉眼供養とは? |執り行うタイミングや流れを解説

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仏壇やお墓の購入・処分に欠かせない「開眼供養」「閉眼供養」。聞いたことはあるけれど、どうすれば良いか分からないという方が多いのではないでしょうか。本記事では、開眼供養・閉眼供養が行われるタイミングや流れについて解説します。

1.開眼供養・閉眼供養とは?

開眼供養は故人や仏様の魂を「入れる」閉眼供養は魂を「抜く」儀式です。仏壇やお墓は購入しただけでは物に過ぎません。僧侶の読経によって魂を宿らせて、初めて手を合わせる対象となるのです。逆も然り、ただの物に戻すには魂を抜かなければなりません。
 
ここからは、開眼供養と閉眼供養、それぞれに分けて流れを詳しく解説していきます。

2.開眼供養の流れ

開眼供養は、四十九日や一周忌、納骨式といった節目に、法要や儀式と一緒に行うのが一般的です。開眼供養のみを行う場合、他の儀式と大きく違うのは「慶事」として取り扱うこと。新墓の建立、仏壇の購入といったタイミングで行います。それでは手順を見ていきましょう。

2-1.僧侶に依頼

菩提寺の僧侶に開眼供養の読経を依頼し、日程・場所を決めます。お寺とのお付き合いがない場合は、同じ宗派の寺院にお願いしたり、お墓や仏壇を購入した専門店に相談したりすると良いでしょう。
 
新墓の開眼供養は墓前で、仏壇の場合は、自宅か寺院のいずれかで行われるのが通例です。寺院で執り行う場合は、御本尊や位牌を事前に預けるか、当日持参します。わからないことがあれば、僧侶に相談するのが賢明です。

2-2.参列者に連絡

招待する参列者に決まりはありません。家族や近親者のみで執り行うか、故人との関係の深さや今後のお付き合いなどを考慮して招待する範囲を広げるか。ご家庭の事情に合わせて決定しましょう。参列者が決まったら、開眼供養の日程・場所・会食の有無を連絡します。かつては案内状を送付するのが一般的でしたが、最近は電話やメールで連絡するご家庭が増えています。遅くとも1ヶ月前にはお知らせして、2週間前には返事をもらいましょう。

2-3.会食の段取り

開眼供養後に会食を行う場合は、会場や料理も手配します。僧侶も参加するか確認し、最終的な人数、移動時の交通手段も考慮して段取りを立てましょう。近年は、開眼供養後はすぐに解散するケースも増えており、ご家庭の事情や人数を考慮して決めるのが賢明です。

2-4.当日の準備

・供物
五供(ローソク・線香・お花・水・食べ物)などの供物を用意します。ローソクは慶事用の朱色を用意するのが好ましいですが、白のローソクで代用しても構いません。何をお供えするかは宗派や地域の風習によって異なるため、僧侶と確認しながら準備すると確実です。
 
・引き出物
参列した方々や僧侶にお渡しする引き出物も準備しましょう。慶事の引き出物なので、紅白蝶結びの熨斗紙に、表書きは「御礼」「開眼供養御礼」「内祝」と書きます。相場は2,000~3,000円程度で、タオルや入浴剤、コーヒー、お菓子などがよく選ばれています。
 
・お布施
僧侶に渡すお布施も忘れずに準備しましょう。慶事用の紅白水引の祝儀袋で包みます。相場は1~3万円とされています。自宅で営む場合は「お車代」、会食を行わない場合は「御膳料」を、お布施とは別に用意します。
 
開眼供養を法要などと一緒に営む場合は、弔事として扱われます。ローソクは白、引き出物やお布施は黄白の水引を使うので注意が必要です。

これで開眼供養は終了です。ただ、儀式自体は無事に済んでもそれで終わりではありません。正しく祀り、毎日ご先祖様と仏様に手を合わせることが肝心です。正しい仏壇の祀り方は、以下のYOUTUBE動画でご確認いただけます。
▶ 【お宅は大丈夫? 仏壇の正しい祀り方をお教えします!】
 

3.閉眼供養の流れ

閉眼供養は故人や仏様の魂を抜く儀式で、墓じまいや仏壇じまいの際に行われるのが通例です。ここからは、一般的な閉眼供養の流れについて解説します。

3-1.僧侶に依頼

開眼供養と同様に、菩提寺に読経を依頼して、日程・場所を決めます。菩提寺がない人は、閉眼供養を行っている寺院を探してみると良いでしょう。専門の業者や販売店などに紹介してもらう方法もあります。墓じまいは墓前で、仏壇じまいなら自宅もしくは寺院で営まれるのが一般的です。寺院で執り行う場合は、ご本尊や位牌を預ける時期も相談しましょう。

3-2.近親者に連絡

閉眼供養に際しては、事前に家族や親族に連絡することをおすすめします。誰にも相談せずに決めてしまうと後々トラブルになりかねません。閉眼供養を行う旨はきちんと伝えるのが良いでしょう。参列したいと申し出があれば、日程や場所を伝えます。

3-3.当日の準備

・供物
五供(ローソク・線香・お花・水・食べ物)を用意します。ローソクは白色で準備します。供物は僧侶に確認しながら必要なものを揃えます。
 
・お布施
僧侶に渡すお布施には、白無地の封筒を使用します。相場は1~3万円とされています。自宅で執り行う場合は、開眼供養と同様、御膳料とお車代を用意しておきましょう。

4.浄土真宗の場合

浄土真宗では開眼供養・閉眼供養を行いません。その理由は「生きとし生ける全てのものは、南無阿弥陀仏を唱えることで往生できる」という浄土真宗の教えに由来しており、そもそも「供養」という概念がないからです。故人の魂をこの世に留める必要がないので、浄土真宗には位牌もありません。
 
それでは、浄土真宗で仏様をお迎えするときはどうすればいいのでしょう。開眼供養の代わりに、浄土真宗本願寺派は「入仏法要」を、真宗大谷派は「御移徙(おわたまし・ごいし)」を行います。仏様にご退出いただくときは「遷仏法要」を行います。
 
宗派や教義によって呼称や営み方は違いますが、何より大切なのは、仏様への敬意と故人を偲ぶ心です。

まとめ

お墓や仏壇を新しくするタイミングに立ち会うことは、そうそうありません。それだけに執り行い方がわからないという方も多く、まごころ完結葬にも、終活や遺品整理、老人ホームへの入居に際して、墓じまい・仏壇じまいを検討されている方々のご相談が増えています。
 
まごころ完結葬では、開眼供養・閉眼供養のご相談も承っています。お気軽にお問い合わせください。
 
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