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葬儀後2024年05月28日

もしもに備えて知っておきたい「遺品整理」|業者選びのポイントも解説

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大切な家族が亡くなると直面する遺品整理。「どれを残して、どれを処分すればいいか判断に困る」「時間的にも体力的にも難しい」と悩むご遺族も少なくありません。この記事では、いざという時のために知っておきたい「遺品整理」を取り上げます。

1.   遺品整理とは

遺品整理とは、故人が愛用していた品々を整理し片付ける作業です。以前は遺族の手で行うのが一般的でしたが、最近は専門業者への依頼が増えています。どちらを選べばよいのでしょう。「自分たちで行う」「専門業者に頼む」2つの方法について、メリットとデメリットを紹介します。



 

1-1.      自分たちで行う

遺族が自らの手で遺品整理を行う場合、気持ちの整理ができるという利点があります。ただし、自分たちで作業するには時間と根気が必要です。

メリット
・費用が抑えられる
・遺品整理を通して気持ちの整理をつけられる
・トラブルや後悔が少ない


デメリット
・膨大な時間と労力がかかる
・人手を集めなければならない
・遺品を残すか処分するか、判断基準が難しい
・不用品の分別・処分が煩雑

1-2.      専門業者に頼む

大切な遺品を業者に委ねてしまうのは「後ろめたい」と感じるかもしれません。しかし、そこは気持ちの持ちよう。プロに任せることで遺族の負担を軽減できるのも事実です。
 
メリット
・作業の手間と時間を大幅に削減できる
・遺品整理以外の相談にも乗ってもらえる
・力のいる仕事も任せられる
・分別・処理まで引き受けてもらえる

デメリット
・費用がかさむ
・故人との思い出に浸る時間が少ない
・業者とトラブルになる可能性がある

 
それぞれのメリット・デメリットを考慮し、それぞれのご家庭にあった方法を選ぶのが賢明でしょう。以下では、遺品整理サービスを上手に活用するためのポイントを解説します。
 

2.遺品整理業者を選ぶにあたって

専門業者に依頼する際は、複数の業者を比較しましょう。費用やサービス内容を比較・検討し、自分たちの希望をクリアする業者を選べば、後悔がありません。

2-1. 業者選定時の5つのポイント

比較・検討する際のチェックポイントは以下の通りです。

◆料金体系は明確か
遺品の量や広さ、間取りなどによって料金は変動するのが当然です。必ず業見積もりを依頼し、費用感を把握しておきましょう。優良業者は、項目ごとに基本料金を設定しています。人件費や処分費、清掃費など内訳のチェック、オプションや追加料金の有無も確認しておきたいところです。
 
◆有資格者が在籍しているか
専門資格を有するスタッフの有無は、優良業者を見極める大事なポイントです。「遺品整理士」は、遺品整理に必要な知識や技術、心構えを身につけた人が取得・保持できる資格です。遺品の査定や買い取りを希望するなら「遺品査定士」「古物商」の資格にも注目しましょう。
 
◆サービス内容は充実しているか
オプションサービスの充実度も要チェック。部屋の掃除やゴミの処分、仏壇・神棚といった遺品の供養、引越しにも対応できる業者なら、依頼主の要望にそったきめ細かなサービスを提供していると考えられます。
 
◆スタッフの対応は丁寧か
遺族の気持ちに寄り添い、誠実に対応してくれる業者を選ぶには、スタッフの接客態度が鍵を握ります。メールや電話、対面それぞれの場面で、親身に応対してくれるか、分かりやすく説明してくれるか、きちんと質問に答えてくれるかを見定めましょう。
 
◆地域に根差しているか
地域密着型の業者に頼むのも賢明な選択です。事業所と住まいの距離が近いと費用を抑えられるうえ、業者側も余裕をもって作業を行えます。地域特有の住宅事情や住民の傾向にも詳しいことから、行き届いたサービスが期待できます。
 

2-2. 業者を選ぶ際の4つ注意点

せっかく専門業者に依頼するなら、相性が良いに越したことはありません。ここでは、業者を選ぶ際の注意点に着目します。
 
◆見積もり金額があまりにも安い
なるべく安く済ませたいと思うのは当然です。だからといって、料金のみで業者を選ぶのはおすすめできません。特にホームページや広告で「低価格」「激安」を売りにしている業者には要注意。低価格の謳い文句に惹かれて安易に業者を選んでしまうと、作業後に追加料金を請求されかねません。
 
◆現地で見積もりをしてくれない
正確な金額を見積もるには、現地で空間の大きさや間取り、遺品の量、運搬の経路などを実際に確かめる必要があります。にもかかわらず電話やメールで済ませようとする業者は、概算や相場といった曖昧な金額を示し、一気に契約しようと目論んでいるかもしれません。現場に立ち会ってくれるかどうかも、判断基準の一つです。
 
◆直接のやりとりを避ける
依頼者とのやり取りや連絡をメール上で済ませようとする業者は信頼できません。電話で応じることが、接客の最低条件。もっとも望ましいのは、実際に会って話すことです。対面あるいは電話で話せるかどうかも、相手の誠実さを見極めるポイントといえるでしょう。
 
HPに知りたい情報がない
ホームページを確認することも有効な手段です。少なくとも事業所の所在地と連絡先、料金体系、作業工程は確認しておきたいところ。依頼者が知りたいと思う情報をホームページに記載していない業者は要注意です。

3. 遺品整理のオプションサービス

最近は、仏壇の供養・引き取り、遺品の買い取りやハウスクリーニングなど、さまざまなオプションサービスを設けている業者もあります。すべての業者が取り扱っているわけではないので、どのようなサービスがあるか事前に確認しておきましょう。
 
◎遺品の買い取り
遺品整理で悩む、処理・処分。それを有意義に解決してくれるのが査定・買い取りのサービスです。作業料金から買い取り金額を差し引いてもらえるので、費用削減につながります。
 
◎遺品の供養
捨てるには忍びない人形やお面、写真といった遺品・愛蔵品を、寺社で供養・お焚き上げしてくれるサービスです。供養は必須ではありませんが、遺族の心の負担を軽くするのに有効な手段といえるでしょう。
 
◎仏壇の引き取り・供養
仏壇の処分に困っているなら、仏壇の引き取りから宗派に則った供養まで、丸ごと任せられるサービスがおすすめ。適切な方法で処分してくれるので、後ろめたさも軽減できます。
 
 
◎車やバイクの処分
故人名義の自動車やバイクなど、処分するのに必要な廃車手続きを代行してくれるサービスです。現物の状態によっては買い取ってくれる場合もあります。
 
◎ハウスクリーニング
故人の住まいを清掃・脱臭するサービスです。賃貸物件の場合、プロによる清掃・脱臭を済ませておくと、契約解除時に必要なルームクリーニング料金を抑えられるかもしれません。
 
◎特殊清掃
故人がおられた現場を清掃する専門性の高いサービスです。ご遺体による臭いや染み、虫といった特殊な状況を完全に除去してくれます。素人には対応できない難しい作業です。
 
 

4.まとめ

今回は、近年需要が高まっている「遺品整理」について解説しました。遺品は故人との思い出が詰まった大切なもの。後悔のない方法を選びたいものです。「まごころ完結葬」では、遺品整理のご相談にも応じています。さらに、遺骨の引き取りと供養、合祀がセットになったプランもご用意。3寸骨壷の場合は、すべて含んで65,000円から承ります。(3寸以上の場合は大きさに応じて料金が加算されます。)どうすれば良いかわからないとお悩みの方は、ぜひ一度「まごころ完結葬」にお問い合わせください。担当者がお客様のニーズにあったご提案をいたします。
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